漢文の勉強法について紹介 「漢文は楽勝」は嘘?点数が安定しない人は勉強法を見直してみよう!

まとめ

  • 「漢文は楽勝」は、半分正解で半分不正解。
  • 「漢文は楽勝」=「漢文は(書き下しができて、重要な文法・句法を知っていて、読解テクニックを知っていて、かつ背景知識・熟語力・補足力をセンスでカバーできる人なら)楽勝」という意味。
  • 文法・句形を覚えたのに過去問や模試で点数が安定しない方は、「漢文は楽勝」と言える程のセンスがない。従って、地道に文法知識+背景知識・熟語力・補足力・読解テクニックを身につけていくべき。
  • 漢文を学んで得られる熟語力や補足力は、国語の他の科目でも活用できる。

1、参考書やブログの「漢文は楽勝」を鵜呑みにしてはいけない

こんにちは。今日は、世間でよく言われている「漢文は楽勝」という説について、私なりに解説していきます。

「漢文は楽勝」って、たまに聞いたことありますよ!その理由は知りませんけど笑

理由としては、以下のようなものがよく挙げられます。

・英語と比べ、覚えるべき単語や句法が少ないから(合計200程度)
・(特に共通テストの場合)問題がパターン化しているから

なるほど…確かに英語だと、1000以上の単語や、沢山の慣用句を覚えないといけないですもんね。それと比べると、200だけで良いなら「楽勝」ですね✨

しかし、このロジックは半分正解で半分不正解です。

どういうことですか!?

それは、「漢文は重要単語や句法を覚えただけでは解けないから」です。

どういうことですか?

背景知識・熟語力・補足力・読解テクニックも必要となります。
逆に、重要単語と句法を抑えただけで読める人は、相当センスの良い一部の人のみです。あまり真に受けないほうが良いです。

2、模試や過去問の点数が安定しない人は勉強法を見直そう

「漢文は楽勝」と言っている人は、無自覚にセンスで点数を取れている部分があるということですね💡

そうですね。自分が漢文のセンスがあるかどうかは、過去問や模試の点数が安定するかしないかで判断できます。
文法・句法を抑えた上で(もしくは文法書を見ながらでもよいです)、問題を解き、コンスタントに点数を取ることができていれば、その人はセンスがあると判断して良いです。
もし、文法・句法を抑えても、得点にムラがあったり、いつも点数が取れない場合は、センスが無いと判断してよいです。

私は共通テストの過去問でも、50点(満点)取れるときもあれば、25点(半分)くらいしか取れないこともあるから、そこまでセンスはないかもです💦

センスがなくて全く問題ありません。というか、それほどセンスがある人は、ごく少数ですのでご安心下さい✨

これは統計を取ったわけではなく、あくまで私の感覚ですが、漢文を文法知識だけで解ける人は、全体の1割程度だと思っています。それくらい圧倒的なセンスがなければ不可能だと感じます。

1割しかいないんですか!?

あくまで、私がこれまで教えてきた学生を見た限りの体感ですけどね。

・センスが良い人は、大して漢文を読んだことがなくても、話の展開がなんとなく分かります。漢字を正確に解釈するセンスや良い感じに主語や目的語を補足するセンスがあるので、漢文が理解できます。注釈やフリガナ・リード文を最大限に利用することができます。

じゃあ…「漢文は楽勝」というのは、圧倒的なセンスがないと当てはまらないということですね💡

そういうことです。全然楽勝じゃないですよね笑。
特別なセンスの無い普通の人は、「漢文は楽勝」をうのみにせず、地道に文法知識+読解テクニック・背景知識・熟語力・補足力を身につけていきましょう!

読解テクニック・背景知識・熟語力・補足力って何ですか?

読解テクニック
・本来、漢文を読解するのは難しいです。従って、出題者は様々なヒントを出してくれています。それを活かすことができないと、問題の難易度が非常に上がってしまいます。
背景知識
・漢文は、昔の中国人や日本人が書いたものです。当然、彼らの常識と我々の常識は違っており、そのズレを解消しないと内容を理解できないことが多いです。
熟語力
・漢文は、現代日本語と同じく漢字を使っています。しかし、使い方がやや異なっていることが多いです。(例:衆(おお)し・少(わか)し)
・これに対応するためには、我々が知っている熟語から類推する必要があります。(例:衆(おお)し→大「衆」の「衆」・少(わか)し→「幼少」の「少」)
補足力
・漢文は、主語や目的語はもちろん、内容を理解するためにあったほうがよい情報を大きく省略します。
・従って、現代語訳する際は、その省略を文脈によって補う必要があります。(というか、漢文の多くは補わないと意味が分かりません。)

でも、漢文だけにそこまで時間かけられないなぁ…💦

確かに、漢文は国語の一分野でしかないので、そこまで時間かけなくないのが本音だと思います。しかし、漢文をしっかりと学べば、他の国語の成績も安定します。特に、漢文の補足力は、論説文・小説・古文にも活用することができます✨

国語全般の点数が低い方は、漢文をしっかり伸ばせば、全体的に安定して取れるようになる可能性があります💡

本当ですか!?お得そうだから、やっぱり少し頑張ってみます✨

以下のページでは、漢文の得点力が上がる知識やテクニックを紹介しています。よかったらご覧になってみて下さい。

読解テクニックを身につける

テスト・受験に使えて得点がアップするテクニックまとめ 3選

高校・大学受験に必要な漢詩の知識・テクニック まとめ

背景知識を身につける

漢文読解に必要な背景知識が身に付き得点力アップに繋がる おすすめマンガ 4選

共通テスト(旧センター)漢文 背景知識から見た出題の傾向と対策

熟語力を高める

→熟語から漢文に登場する一語の意味を推測する力=熟語力を身に着けよう!

→構造から見た熟語の基本的な種類を抑えよう

漢文読解において重要な熟語 一覧(80コ)を抑えて得点力アップ!

補足力を高める

→漢文で現代語訳する際は補足をしよう! ―主語と目的語の省略と補足

→反語と抑揚では補足して意味をしっかり理解しよう!

→ストーリーがある漢文の場合は、積極的に過去のニュアンスを補足しよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。