漢詩の3つの形式を解説! 絶句・律詩・古詩

ポイント

・漢詩のスタイルとして、絶句(ぜっく)、律詩(りっし)の他、古詩(こし)が存在する。

・絶句は起承転結の4句、律詩は2ペア×4セットの8句、4句でも8句でもないものは古詩と判断してOK。(古詩は基本的に偶数の句数となる。)

・絶句と律詩の区別が難しい場合は、「絶句するほど短い絶句」=4句、「長くて規律の多い律詩」=8句で覚えよう。

・1句が5字のものを「五言」、7字のものを「七言」と言い、五言絶句、七言律詩のように組み合わせて称する。

1、絶句・律詩・古詩とは

こんにちは。本日は、漢詩を読解する上で、必ず知っておくべき事項その①をお伝えします。

はじめに知っておくべきことって何ですか?

それは漢詩の3つの型です。絶句(ぜっく)・律詩(りっし)・古詩(こし)を覚えましょう!

絶句と律詩は名前聞いたことあるけど、どんな違いがあるか忘れました笑。あと古詩ってはじめて聞きました💦

・絶句は起承転結の4句、律詩は2ペア×4セットの8句、4句でも8句でもないものは古詩と判断してOKです。

絶句=4つの句数、律詩=8つの句数、古詩=4・8以外の句数ってことですね💡

その通りです。ちなみに古詩は、6・10・12・14など、句数が必ず偶数となります。

古詩は例外で分かりやすいけど、絶句と律詩はごっちゃになりそうです💦

絶句と律詩ややこしい場合は、「絶句するほど短い絶句」「長くて規律の多い律詩」で覚えましょう💡

なんか無理やりだけど、何もないよりは覚えやすいかも笑。律詩って実際に規律が多いんですか?

そうですよ。絶句と比べるとルールが多く、その分作るのが大変です💦その分、文字数が多くて比較的読解しやすいと思います💡

じゃあ、絶句は作るのは簡単だけど、読解するのは難しいってことですか?

そういうことです。今後、それぞれ読み方の具体的なコツをお伝えするのでお楽しみに!

2、1句の文字数について

次に、1句の文字数について抑えましょう。絶句・律詩だと5文字や7文字のものがあります。それぞれ「五言(ごごん)」「七言(しちごん)」と称します。

つまり、五言絶句・七言絶句・五言律詩・七言律詩の4種類ってことですね!

飲み込みが早いですね。その通りです💡

なお、古詩は五言・七言だけでなく、四言の場合や文字数が同じ作品の中で変わる場合もあります。割とラフです。

なんでそんなにラフなんですか?💦

古詩というのは、その名の通り「昔のスタイル」ということなので、比較的ラフなんだと思います。何事も、時代が経てば経つほど厳しくなるじゃないですか?漢詩も同じ道をたどっているということです💡

あー…なんかネットの規制とかも年々厳しくなってる気がします。それの詩バージョンってことですね💡

そんな感じの理解でOKです。とはいっても、古詩はそこまで出ないので、余裕があれば頭に入れておく程度で大丈夫です✨

3、判別問題にチャレンジ

では、実際に詩を見てどの型か判断してみましょう!

Q:次の作品について、それぞれ漢詩の型を述べましょう。A:送別 B:曲江 C:秋浦の歌

えっと… A:送別が「五言古詩」、B:曲江が「七言律詩」、C:秋浦の歌が「五言絶句」ですね✨

正解です。素晴らしい!受験問題では、このような漢詩の型を答えさせるものが含まれますので、そのような意味でもしっかり抑えておきましょう!

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