ポイント
- 『孔明のヨメ。』は、黄月英という女性と、諸葛孔明の仲睦まじい新婚生活を描いた作品。
- 内容・絵柄ともに読みやすい。
- 「当時の女性観・夫婦観・生活観などを知ることができる」という点で、漢文読解に役立てられる。
- 三国志に興味があるけど、何から入ったらよいか分からない人へもおすすめ。
1、杜康潤『孔明のヨメ。』のあらすじ
こんにちは。本日は、『孔明のヨメ』というマンガを紹介させて下さい。
以下、あらすじをまとめます。
『孔明のヨメ。』のあらすじ
三国志の時代、黄月英(こうげつえい)という女性がいた。
結婚適齢期であった月英は、お見合い結婚で諸葛孔明(しょかつこうめい)という男とお見合い結婚する。
最初は乗り気ではなかった月英であったが、孔明の物腰柔らかく学問好きな所に惹かれていく。
孔明も月英の学問好きな所に惹かれ、仲睦まじい新婚生活を築いていく……
女の子が主人公で、新婚生活が主になっているマンガなんですね!私は戦いとかには興味があまりないから、読みやすそう✨
内容が読みやすいのはもちろん、絵柄は可愛らしいですし、色々と漢文読解に役立つことも教えてくれるので、本当にオススメです。
絵柄が可愛らしいのはポイント高いです!笑
一部オンラインで無料公開されているので、よかったらご覧になってみて下さい。
https://comic.pixiv.net/works/4048
先生が言うとおり、絵柄が可愛いし、4コママンガで読みやすいです✨
また、2021年9月の時点で12巻まで出版されていますが、血なまぐさい表現は全くないので、その点でもオススメできます✨
私痛いのはマンガでも嫌なので、その点も安心だなぁ💡
そういえば、三国志って、マンガ・アニメ・小説・ゲーム・スマホアプリとか、沢山ネタにされてますよね?最近は、「新解釈・三国志」とかの映画も作られてますよね?
その通りです。三国志は、日本でもかなりの知名度を誇り人気です。一方で、「三国志に興味はあるけど、どれから手を付けてよいか分からない」という人がいると思います。そのような方に、『孔明のヨメ。』はオススメです。
三国志にあるあるなんですが、「人物が多すぎてストーリーが理解できない」というハードルがあります。
しかし、『孔明のヨメ。』は基本日常パートが多く、ストーリーもゆっくり進み、登場人物もそこまで多くないので、無理なく楽しめると思います!
私も少し三国志に興味あるけど、よく知らなかったから、ぴったりですね✨
このマンガをきっかけに、三国志の世界にどっぷりはまりましょう!
先生って三国志好きなんですか?
無限に話し続けるくらいには好きですよ✨話しましょうか?
マンガ読んで自分のペースで知っていきます!笑
2、メリット 当時の女性観・夫婦観・生活観などを知ることができる
『孔明のヨメ。』は、「当時の女性観・夫婦観・生活観などを知ることができる」というメリットがあります。
主人公が女性で、夫婦生活が主なので、これはあらすじだけでイメージしやすいですね✨
この作者の方は、古代中国の風俗・習慣について、研究者レベルで学ばれて、本当に学ぶことが多いです。
正直、私も初耳の情報が沢山あって、大変勉強になってます…笑
それはすごい!!広く当時のリアルな生活や価値観を学べば、漢文が読みやすくなりそうです✨
そうですね💡作者の方は、『孔明のヨメ。』以外にも中国を題材としてマンガも描いておられるので、是非併せてご覧になって欲しいです✨
最初に紹介してくれた『梨花の下で』も『孔明のヨメ。』の作者さんの作品ですよね。併せて読んでみます。